ラジオ・スプートニクがシリアの信頼すべき情報筋から入手した情報では、ロシア軍の戦闘機は、シリア中部のホムス、北部のアレッポ、北東部のラッカ、東部のデイル・エズ-ゾルにあるISの陣地に激しい攻撃を加えた。ロシア軍機による大規模で定期的な攻撃により、不意を襲われたIS司令部は、空爆作戦実施中は、戦闘員の徴集を一時やめ、グループへの志願兵の入隊を受入れないなど、一連の措置をとらざるを得なくなっている。
ISへの入隊を希望する人々は、トルコや欧州から、(トルコ南中部の)ガズィアンテプ県のカルカムィシや、キリス県のエルベイリといった住民居住区を経由してシリア領内に入ってきている。この1年間で、こうした地区を通って、ISに入隊した人々は約1万6千と言われている。新兵はまず、ISが自分達の首都と呼んでいるラッカに送られ、そこで初めの3カ月間、宗教教育を受け、さらに3カ月間、軍事訓練を受けることになっている。