アルアズム氏は遺跡破壊を行うISの主たる目的について、国際社会に対し、世界中が大事にしているものを自分たちは誰の咎めも受けずに破壊することができることを示すためだと指摘する。
「凱旋門アーチの破壊は残念ながら、パルミラ遺跡を連鎖的に破壊する上で鎖のひとつにすぎない。今流れている噂は、テロリストらは円形劇場の爆破を準備しているというものだ。IS戦闘員らの行為は体系的だ。彼らは全世界に対して、国際社会がこんなにも大事にしているものを自分らは咎めなく破壊することができるところを見せつけ、これによって世界の虚弱性を示しているのだ。」