伝えられたところによると、FIFA倫理委員会が今週、ブラッター会長の90日間の職務停止処分を決めたが、これは倫理委員会の会長によって承認される必要があるという。
ブラッター会長の元顧問クラウス・ストルケー氏は、スカイ・ニュースに対して、職務停止処分は検察当局が期待するものであり、通知は一切受けていないと伝えた。
9月、スイス検察庁は、ブラッター会長に対して、背任や横領、またFIFAにとって不利な条件でカリブ海サッカー連合と契約を結んだ容疑などで、刑事事件として捜査を開始したと発表した。またブラッター会長は、欧州サッカー連盟(UEFA)のプラティニ会長に200万スイスフランを不正に支払った疑いがもたれている。なおプラティニ会長は、資金を受け取ったことを否定せず、仕事に対する正当な報酬だと説明した。