シストロム氏によると、シストロム氏とそのチームは、インスタグラムの「大人限定」バージョンをつくることについて話し合ったという。シストロム氏は、雑誌ヴァニティ・フェアがサンフランシスコで開催したニュー・エスタブリッシュメント・サミットのパネルディスカッションで、この件について言及した。
ディスカッションでは、利用者の増加に伴って規制が厳しくなっているヌードに対するインスタグラムのポリシーについて話が及び、シストロム氏に対して、「R指定」すなわち18歳以上を対象とした「18+」の個別サービスについて考えたことはあるか?との質問がなされた。
シストロム氏は、「そのような話し合いが行われたことはあった」と答え、「問題は、18+指定の判断を誰がするかということだ。これは極めてあいまいなものだ」と述べ、「私たちはポルノビジネスをする気はない。私たちは、人々が自分を美しく表現することを可能にすることに焦点を当てる」と語った。
その後、ニュースサイト「マッシャブル」の記者が、インスタグラム広報部に公式なコメントを求めたところ、インスタグラムが個別のサービス提供を計画したことは一度もなかったとの声明が表されたという。