今年7月、冥王星に最接近した無人探査機「ニューホライズン」から送られてきたデータによれば、冥王星の大気には、青い「靄(もや)」がある可能性がある。専門家は、冥王星の表面が青い「靄」で覆われているように見える画像について、大気中に、有機体の微粒子が存在しており、それ自体は灰色あるいは赤色だが、それに太陽光が反射し青色を散乱させているのではないかと、推測している。
無人探査機は又、冥王星の表面に、氷で覆われた部分を発見した。送られてきた画像では、その部分は赤く見える。現時点では、冥王星で凍った水が、なぜ赤いのかについての情報はない。
無人探査機「ニューホライズン」が撮影した高品質のカラー写真は、大きな話題となっている。