フランス 再びロシアに船舶の売却を望む

© AFP 2023 / Jean-Sebastien Evrardフランス 再びロシアに船舶の売却を望む
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フランスは「ミストラル」級ヘリ空母をロシアに売却することに失敗したが、将来的にロシアへ新たな船舶を売却することを望んでいる。AP通信が、オランド大統領の発言を引用して伝えた。

オランド大統領は、フランス西部サン・ナゼールの造船所を訪れ、「取引の解消に応じたロシアとの関係は、改善された。私は、我々が新たな船舶について合意できると考えている」と語った。なおオランド大統領は、民間用の船舶なのか、それとも軍艦なのかについては明らかにしなかった。

2011年、フランスの「DCNS/STX」とロシアの「ロスオボロンエクスポルト」が、2隻の「ミストラル」級ヘリ空母の供給契約を12億ユーロで締結した。しかしウクライナでの出来事と、2014年8月初旬に対ロシア制裁が発動されたため、ロシアとフランスは契約を解消した。

9月末、フランスのオランド大統領が、エジプトのシシ大統領と、ロシア向けに建造された2隻の「ミストラル」級ヘリ空母をエジプトに売却することで合意に達したことが明らかとなった。
「ミストラル」級ヘリ空母は、2016年夏にもエジプトの港に到着する見込み。

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