パキスタン元首相、パキスタン指導部はウサーマ・ビン・ラディーンの居場所を知っていた

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パキスタン指導部および軍部高官らは「テロリスト№1」の人物だったウサーマ・ビン・ラディーンの居場所を米国が2011年5月2日にアッボタバードで殲滅するずっと前にすでに知っていた。パキスタンのアフマド・ムフタル元首相(任期2008年~2012年)はインドのテレビIBNからのインタビューに対して明らかにした。

ムフタル氏は「(アシフ・アリ・ザルダリ)大統領、(アシファク・パルヴェズ・カイアニ)陸軍司令官はこのことを知っていた」と語っている。

ムフタル氏は、パキスタンとしては「ビン・ラディーンは居場所を突き止められた場合、自殺するだろうと期待していた」と述べ、「山間部に15年から18年以上も潜んでいた人間を探し出すのは」容易ではない。だが普通は、居場所を突き止められた際には、こうした人間らは長く生きることはない。彼らは自殺を図ろうとするからだ」と語っている。

ビン・ラディーンは国際テロ組織「アルカイダ」の首領だった。「アルカイダ」は様々な国の領域でテロを計画、実行しようとしている。そうした計画の最たるものが、2001年9月11日の米国での同時多発テロで、これにより3千人の人命が失われた。

これより前パキスタン政権は、ビン・ラディーンの居場所を知っていたという情報を断固として否定していた。

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