ロシアはシリアのアサド大統領の要請を受けて9月30日からシリアでテロ組織「IS(イスラム国)」の拠点に対するピンポイント空爆を開始した。
シリアにおけるロシア航空宇宙軍の部隊には、攻撃機スホイ25、前線爆撃機スホイ24M、スホイ34が加わっており、スホイ30SMがこれらの航空機を空から援護している。その他にもカスピ海艦隊から巡航ミサイルがテロリストの拠点に対して発射された。ロシア航空宇宙軍は、司令部、訓練施設、弾薬庫などに空爆を行っている。精度は誤差5メートル以内。
目標は、ロシア、シリア、イラク、イランの諜報データに基づいて決められている。