NHKの報道によれば、こうしたセンターは4つの大学を基盤として設置され、それぞれ隣接する地域で事故が発生した場合、そのための救援を行う。福島県立医科大学内に設置されるセンターの場合、その担当範囲は福島県、新潟県、茨城県、静岡県。弘前大学は青森県と宮城県、広島大学は広島県と石川県、福井県、愛媛県、島根県となっている。
放射線医学総合研究所はセンターで働く専門家の養成を担うほか、被爆量の評価にあたる。
原子力規制庁は「「それぞれの担当地域で日頃から訓練などを行い、万一の事故の際に迅速で専門性の高い被ばく医療につなげたい」としている。