1. 地下鉄の改札口
切符をもたずに改札口をくぐろうとすると、改札の機械から突然金属製の2本の手が現れ、行く手を防ぐ。うまくいけばくぐる前に手がでてくるが、下手をするとこれでお尻をバチンを挟まれ、痛いを思いをする。
2. 赤チン、じゃなくて「緑チン」
アルコール溶液で切り傷、擦り傷の回復を早めるために塗られる。その鮮やかな色に外国人はびっくり。
3. 玄関のドアが内側に向かって開くこと
外国人の間でまことしやかに囁かれる説は、ドアが内側に向かって開くようになっているのは、KGBが壊しやすいようにわざと設計されているんじゃないかというもの。でも実際はこれは昔から。家の周りに深い雪が積もっても、開けるのは困らないし、こんなドアじゃクマも開けられない。
4. そばの実
日本人は「蕎麦」の状態になったものは知っているが、ロシア人はその元のそばの実を煮て食す。牛乳やバター、良質の肉ソースと共に頂くと美味。
5. 活性炭
世界中で用いられるが、なぜかロシアでだけ本来の色の黒いまま。食べすき、食あたりの際に何はともあれ服用される薬。
6.白樺のジュース
初春、白樺の幹から採取する。自然保護者らはこれに猛烈に反対。
7. 漬物の汁
きゅうりのピクルスなどを漬けておくあの汁。もし夜、きゅうりは全部食べてしまい、ウォッカも飲み干してしまった場合、翌朝、二日酔いのあなたを救うのはまさにこの漬物の汁。
8. コップ受け
ガラスのコップから熱い紅茶を飲む際に使用される。白銅、銀製のコップ受けはコレクターの垂涎の的。
9. ひまわりの種
もちろん、植える用ではなく、炒った食用。消化に大いに助ける効果があるといわれる。家の前にベンチに隣近所の人と座り、バリバリ噛んでは殻をまわりに捨てる。
10. 旧正月
1917年まで使用されていた旧暦からの遺産。旧暦の正月は新暦の1月13日にやってくる。お正月が終わってちょうど寂しい頃にもう一騒ぎできるのでグッド。