強力な地磁気嵐は現代文明にとっての脅威

ソーラースーパーストーム、すなわち太陽表面の激しい爆発および放射によって引き起こされる強力な地磁気嵐は、現代文明にとっての深刻な脅威である。しかし、科学的な追跡及び警報システムは完成にはほど遠い段階にある。

こうした趣旨の論文がLa ciencia es noticia誌に掲載された。

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観測史上最強の地磁気嵐は1859年に発生。この事象は1859年8月28日から9月2日に巨大な黒点および太陽フレアを観測した英国の天文学者の名を取り、「キャリントン事件」と呼ばれた。
9月1~4日、太陽で強力なコロナ噴射があった。通常だと地球に3~ 4日かけて到達する放射が、今回はわずか18時間で地球に到達した。結果、地球では磁気嵐が起き、欧州および北米の電信システムを故障させた。

オーロラが各地で観測され、光が強かった一部地域の住民は朝が来たかと思ったほどだ。

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「このとき明らかになったのは、太陽活動によって引き起こされる磁気嵐は社会にとっての深刻な脅威であるということだ。我々の社会はますます通信、電力伝送などの技術への依存を強めている」。
磁気嵐の強さとそのもたらす被害を正確に測定するためにDisturbance Storm Time Index (DST)、のちにそれをさらに改良したSYM-Hといった特殊な計器が考案された。これで地磁気嵐の強さが計測できる。しかしこれら装置は2003年10月29日に起こった非常に大規模な磁気嵐を追跡することができなかった。この磁気嵐は欧州およびアフリカの一部の国で変圧設備に部分的な損傷をもたらした。

スペインなど一部の国は、DSTやSYM-Hより正確かつ効果的な、ローカルな地磁気嵐計測機を開発しているという。こうして得られたデータは磁気嵐で真っ先に被害をこうむるハイテク機器を使う電力会社に提供され、有効活用されることが期待される。

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