ズブリツキイ氏によれば、10月2日、ウクライナ大統領府の職員からTV局に電話が入り、パリでの「ノルマンジー4カ国」首脳会合が始まるまで、ポロシェンコ大統領とプーチン大統領の握手シーンは放映しないよう求めた。
またズブリツキイ氏は、次のように伝えた-
「TV局に圧力が加えられたのは、何も今回が初めてではない。ポロシェンコ大統領は、自分の手先を使って今年4月から、暴君特有の武器を使ってきた。つまり刑事事件として告発するぞと脅したり、取り下げると言ってみたり、放送ライセンスを取り上げると脅迫したりしてきた。こうした圧力に対し、TV局は毎回、当局にすり寄るのを拒否してきた。」
なおズブリツキイ氏が、ウクライナ・ロシア両大統領の握手シーンを放映する決定を下したことにより、10月16日付の裁判所命令に従い、TV局のオフィスが捜索され、すべてのコンピューター及びデジタル機器類が押収されてしまった。