ユンク氏によると、難民移住プログラムを通じて米国での定住許可を受け取ったシリア人は、2011年からわずか1900人しかいない。一方で、3万人以上のシリア人が別の方法で米国領に入ったという。
ユンク氏は、次のように語った-
「難民の分配プログラムではなく、抽選(グリーンカード)で許可を獲得したシリア人のほうが多い。この難民プログラムは、米国へ渡るための最も簡単な方法ではない」。
またユンク氏は、「米国への渡航を望む人たちの他のいかなるカテゴリーも、国家安全保障当局の代表者たちと一対一で話をすることは出来ない。それを行えるのは、難民だけだ」と述べ、一対一の話し合いは、4時間から6時間に及ぶこともあると指摘した。
また全体として、難民が許可を得るための全ての手続きには、18ヶ月から24ヶ月かかるという。