コナシェンコフ少将は、次のように述べた―
「文字通り今朝、我々は、米国の我々の同僚達から、シリア・アラブ共和国における空中事故阻止に関する、彼らにより了解済みの覚書を受け取った。我々は、こうした文書が、反IS(イスラム)連合(有志連合)の全ての国の空軍に伝えられるものと期待している。少なくとも、米軍は、シリア領内で活動する自分達のバートナーすべてに、この打ち合わせのなったルールを通知する義務がある。
我々が、実際的な意義を持つ、こうした文書の調印を重要な一歩だとみなしている事は、言うまでもない。」
コナシェンコフ少将は、このように強調した。
20日火曜日、ロシア国防省のアナトリイ・アントノフ次官は「覚書は、飛行の安全を保障するためのものだ」と述べた。
アントノフ国防次官は、次のように指摘した―
「覚書文書は、重要な実際的意義を持っている。なぜなら、その中では、シリア上空での有人航空機及び無人機の行動ルールが定められているからだ。
文書には、ロシア軍機と米軍機の間で起こり得る事故を阻止する目的を持った総合的なルール及び制限が含まれている。」
米国防総省は、覚書がすでに効力を発した事を確認している。