離散家族の再会は、北朝鮮の観光地「金剛山(クムガンサン)」で20日から始まった。
地域のマスコミによると、韓国側の参加者およそ400人は、韓国東部の束草(ソクチョ)に集まり、そこから北朝鮮へ出発した。参加者は主に高齢者で、半世紀以上も肉親と会えずにいた。
韓国と北朝鮮に離ればなれになった人々は、互いを訪問したり、手紙を書いたり、電話をかけたり、インターネットで交流したりすることができない。なお韓国には6万8000人の離散家族がいる。
北朝鮮と韓国は2000年から離散家族の再会を19回行い、約2万人が肉親との再会を果たした。