ルバイエ氏は、「表決は今月中に行われるだろう」と述べた。
先にロシア国防省のアントノフ次官は、ロシアはまだイラクからシリアのような軍事支援に関する要請を受けていないと発表した。なおアントノフ次官は、正式な書面で要請があった場合、しかるべき手順で検討されるだろうと指摘した。
またロシアのペスコフ大統領報道官も記者団に対し、ロシアはイラクから要請を受けていないと発表した。ペスコフ報道官は、このような行動を合法化する2つのパラメーターが存在すると指摘し、一つは国の合法政府への要請、2つ目は、国連安全保障理事会のしかるべき決議だと述べた。またペスコフ報道官はシリアでの作戦について、「このケースにおいて、ロシアは、2つのパラメーターのうち一つのパラメーターに基づいて行動している唯一の国だ。この2つのパラメーターは、これらの行動を国際法の観点から合法化するものだ」と語った。
イラクのアバディ首相は先に、フランスのテレビ「フランス24」に、イラクにおけるロシアの空爆作戦を歓迎する旨を明らかにしている。