米軍の軍事プレゼンスを維持すべきだと考えている人達は、米国で64%、韓国で61%、日本で53%と半数を超えているが、それを強化する事については、どの国でも歓迎されていない。アジア太平洋地域で米国の軍事力の拡大に賛成しているのは、本国で11%、韓国で14%、日本では9%に過ぎない。
また中国人の半数以上(58%)は、米国は逆に、この地域での軍事プレゼンスを下げるべきだと考えている。
また今回の調査により、韓国人の49%が、南北が統一されても、朝鮮半島に米国の軍隊は残る必要があると考えている一方で、ほぼ同じ割合の人達(44%)は、それに反対していることが分かった。また同じ質問に対し、中国人の場合は66%が、もし南北が統一されたら、米軍は駐留すべきでないと答えている。
さらに今回の調査では、韓国人と日本人が、グローバルな問題で、お互いをあまり信用していない事も分かった。韓国人の48%は、日本はグローバルな問題解決に責任もってアプローチできると考えているが、日本人の中で、韓国がそうできると考えているのは25%に過ぎなかった。なお米国人の中で、韓国はグローバルな問題解決に責任を持って当たれると考える人の割合は36%だった。
調査は、今年の4月から9月にかけて、韓国人1010人、米国人2034人、中国人3142人、そして日本人1000人を対象に実施された。