大使は次のように述べた。「シベリアと極東の発展はロシアにとって極めて重大な意義をもつ。ロシアには9つの優先発展特区がある。ロシアが日本に提案する優先発展特区の条件はユニークなものだ。ロシアは日本の代表的企業に対し、大幅な税制上の特恵を与え、道路敷設などインフラ建設および運営、水の確保にかかる費用を負担し、必要書類の審査といった便宜を与える」。
大使によれば、今年、両国の貿易額はわずかに成長が鈍化したが、日本の投資家らの関心は低下しておらず、日本企業はロシアから撤退していない。
「上半期における日本からの資本流入は3億1700万ドルで、これは2014年を上回る数字だ」と大使。