フィンランド外務省によれば、キャンペーンはアラビア語で、すでに8万人がアクセスした。Yleテレビが報じた。
キャンペーンの対象は、難民資格を得るため、フィンランドへ向かうことを欲している若者達だ。Yleによれば、キャンペーンの目的は、フィンランド行きが、そのために費やすリスクや出費に値するものでないことを、若者達に納得させることだという。フェイスブック上のキャンペーンに関する情報は、「真のフィンランド人」という名称の公式ページの中に現れた。
議会会派「真のフィンランド人」のサムポ・テルホ(Sampo Terho)代表は「フィンランドでの難民受け入れ問題がどんな状態にあるかについての正直な話は、フィンランドに行こうと考えている人達、そしてフィンランド人自身など、あらゆる人達の利益になる」と考えている。代表は「もし又戻されるのであれば、1万ユーロをフィンランド行きにかけるどんな意味があるのか」と述べている。