米アイダホ 増えすぎたビーバーにパラシュートをつけ遠隔地に投下

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米アイダホ州で、歴史家らが、65年前の古いビデオ映像を発見し、調べたところ、飛行機からパラシュートでビーバーを投下する珍しいシーンが写っており、大きな話題となっている。新聞「ガーディアン」によれば、これは、当時州当局が、増えすぎたビーバーを減らすため積極的に取った措置だったとの事だ。

20世紀半ば、アイダホ州当局は、毛皮が高値で取引されるビーバーや他のげっ歯類が増えすぎ、頭を悩ませていた。そこで考えられた方法が、好物のニンジンを使った罠を仕掛け、傷つけることなくビーバーを捕獲し、そのあと特別の箱に彼らを入れ、箱にパラシュートをつけて、州の他の地区に飛行機を使って空からばら撒くというものだった。

なおこの記録ビデオを撮った人物によれば、そうした「パラシュート降下作戦」の過程で、肉体的、精神的に障害を受けたビーバーはいなかったようだ、とのことだ。

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