同氏は次のように述べた。「ロシアのボグダーノフ外務次官とのパリ会談の後で既に述べたことだが、『自由シリア軍』はロシアとの対話に用意がある。我々は、我々の立場を表明し、共同行動について討議するため、新たな会談を必要としている。ロシアが『自由シリア軍』にどのような支援を施し得るかについて、共通の決定を会談の中で策定するだろう」とマスリ氏。
マスリ氏によれば、「自由シリア軍」は交渉に幹部らを派遣する用意があるという。
ロシアのラヴロフ外相は、ロシアは反体制派の「自由シリア軍」をテロ組織とは考えていない、と述べている。ラヴロフ外相によれば、ロシアがテロリストと認定するのは「ロシア連邦および国連安保理にテロ組織と認定された者」だけだ。またラヴロフ外相は、ロシアは「自由シリア軍」とコンタクトをとる用意がある、と述べ、米国にその情報を提供するよう要請した。
アル・マスリ氏はまた、ロシアがシリア空爆を停止することへの期待を表明したという。