中国製新旅客機 近いうちにもラインオフへ

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待望の中国製旅客機 C919が、11月2日に正式に組立を終えてラインオフする。「人民日報」が、C919チーフデザイナーの呉光輝(ウー・グアンフイ)氏の発表を引用して報じた。

C919は、中国商用飛機有限公司(COMAC)が独自に開発した中距離旅客機。人民日報によると、航続距離は4075キロ、延長航行型の航続距離は55555キロ。これにより、航空会社の様々な飛行ルートのニーズを満たすことができる。なおスタンダードタイプはエコノミー使用で168席、ミックスタイプでは156席。

9月、第16回北京航空ショーでC919は20機の注文を受注した。現時点でC919は21社から計514機の注文を受けている。

C919は、試験機「Shanghai Y-10」以来、中国が初めて設計、製造した最大の旅客機。納入は、2016年末に開始される予定。C919は、エアバスA320neo、ボーイング737 MAX、ボーイングМS-21のライバル機となる。

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