伝えられたところによると、バスを運転した男性は、警察に対し、ハバロフスクで死亡した女性の遺体を運んでいると述べた。警察が検査のために、運転手に車内を見せるよう依頼したところ、葬儀用の花輪の下にあったかばんの中から、キャビアの入ったプラスチック容器が見つかったという。なお車内に、遺体はなかった。
今回の事件で、葬儀会社の職員であるバスの運転手とその同僚2人が拘束された。2人によると、見知らぬ男性から、死亡した親族の遺体をハバロフスクの遺体安置所に運ぶよう頼まれたという。棺を霊柩車に搬入したのも見知らぬ人々で、搬送代金として運転手とその同僚には2万5000ルーブルが支払われる約束だったという。
警察は、キャビアの違法操業と輸送に関与した人々の捜索を行っている。