ヌンチャクは、拘束の際に警察官および容疑者双方がケガをするのを回避するために使用されるという。
人口1万人のアンダーソンを管轄する警察署には、警官20人にヌンチャクが与えられる。ヌンチャクを提供するのは、元将校のケビン・オルカッタ氏の会社。オルカッタ氏は、「ヌンチャクは、手足などをとらえて、人体を安全に管理することを可能とする」と語っている。
なお警官はヌンチャクを必ず着装する必要はないが、ヌンチャク採用に関する新たな試みを支持する場合は、ヌンチャクの使い方に関するトレーニングを16時間受ける必要があるという。
伝えられたところによると、ヌンチャクの採用を決めたのは、アンダーソンの警察署が初めてではない。ロサンゼルス、サンディエゴ、アナハイムの警察も、ヌンチャクを採用したことがあるという。ヌンチャクは、俳優ブルース・リーの映画の影響で、1980年代に流行した。