少女像は、日本の安倍首相の韓国訪問を前に設置された。安倍首相は1940年代の日本の犯罪を正当化しようとしているとして、中国と韓国で非難されている。なお少女像に関する作業を行った専門家たちは、像の設置と安倍首相の訪問時期が重なったのは偶然にすぎないと主張している。
少女像は2つある。一つは韓国の少女で、真剣かつ「非難するような表情」をしている。その隣にある2つ目の像は、中国の少女で、椅子に座り、膝の上でこぶしを握り締めている。
韓国人・中国人慰安婦像、並べて設置し国際連帯をアピール https://t.co/tbUZgN0dcU 今回は中国人美術家が作った「中国人慰安婦少女像」をソウルに建立すると(笑)。よくも「首脳会談やりましょう」と言ったものだ。 pic.twitter.com/P4glGUJklm
— 崔碩栄 (@Che_SYoung) 26 октября 2015
韓国の朴大統領は10月、日本が「慰安婦」とよぶアジアの女性たちの性奴隷の事実を認めるよう求めた。朴大統領は、犯罪を認めることが、慰安婦被害者の中で今も生存している数十人の女性たちの「断末魔の苦しみを軽減する」助けになると考えている。
伝えられたところによると、今回設置された少女像は、韓国と中国の彫刻家、そして活動家らによる初の共同作業となった。活動家たちは、この像と同じものを上海とサンフランシスコにも設置し、作業のために、性奴隷問題に直面した他のアジア諸国の彫刻家たちも招く予定。
中韓合同でソウルに慰安婦像を設置 首脳会談直前に https://t.co/j0GMHRwvzg 安倍総理が謝罪しようが何しようが彼らは像や碑の設置をやめる気はない。日本の国際的イメージを貶める企ては永遠に続く。 pic.twitter.com/ujMQkYnSq4
— くっくり (@boyakuri) 28 октября 2015
ニューヨークタイムズによると、活動家たちの目的は、この運動を地域全体に広げることだという。