「ロシアは既に一週間、ロシアの空爆の8割がIS拠点以外の標的に対して行なわれている、とのロイター通信による『結論』に基づく活発な宣伝を見守っている」と報道官。
報道官はまた、「ロシア空軍は穏健派を含む反体制派の拠点を空爆している」との米国大使館報道官の発言に疑義を呈した。
先に在モスクワ米国大使館のウィリアム・スティーヴンス報道官はロシアのメディアの取材に対し、シリアにおけるロシアの空爆の8割はIS拠点以外の標的に対して行なわれている、と述べた。
「捕虜の首を嬉々としてはねるようなIS、アル=ヌスラ戦線、ジャイシュ・アル・ファタハの戦闘員らを反体制派と見なし、少数者を非穏健派と見なすべきだと言うのだろうか。スティーヴンス氏の返答を待つ」とコナシェンコフ報道官。
あわせて報道官は、駐モスクワ米国大使館の職員たるものが、偽の情報を根拠に国務省の名において声明を出すなどということがどうしてあり得るのか分からない、と述べた。