その中でラヴロフ外相は、交渉参加国はテロリストがシリアの政権を奪取することを防ぐ、と述べた。
「ジョン(・ケリー米国務長官)はシリアの現状について詳しく語ってくれた。シリアの民衆がどれほどの惨苦を舐めているか。いかほどの血が流されたか。どれほど多くが生まれ育った家を追われたか。こうした状況に終止符をうち、テロリストがシリアの政権を奪取することを防がねばならない」とラヴロフ外相。
ラヴロフ外相はまた、露米の課題は「イスラム国(IS)」がシリアまたはいずれかの国の政権を奪取することを防ぐことだ、と強調した。
「露米には共通の敵がいる。この敵がシリアであれどこであれ、国家権力を奪取することを阻まねばならない」。ラヴロフ外相が述べた。