KAB-1500を2発搭載したSu-34機がシリア東部のテロ組織の拠点に向けて出発した。戦闘機Su-30SMも発進してSu-34の援護に当たった。
「誘導航空爆弾KAB-1500は高精度を特徴とする。自動追尾機能を備えたレーザー弾頭が積まれており、レーザーポイントに従って軌道を修正する」とクリモフ氏。
同氏によれば、この種の爆弾は山間部や塹壕、地下深くの司令部、鉄筋コンクリートの構造物、武器庫など、特に手厚く防御された標的に対して使用される。弾頭に搭載された貫通炸薬で地下20mまたは鉄筋コンクリート3mを貫通可能。同種の爆弾はかつて重点要塞攻撃のため、アフガニスタンやチェチェンでも用いられている。
「この種の爆弾は都市部には使用しない」と報道官。