ハリス司令官は、北京大学スタンフォードセンターで講演し、次のように語った―
「我々の軍人たちは、国際法が許容する場所であれば、至る所で、いつでも作戦を実行し、飛行を行い、艦船は航行を続ける。南シナ海も例外ではなかった。そして今後も例外ではない」。AFP通信が報じた。
先週、南シナ海で、米駆逐艦「ラッセン」をめぐる事件が発生した。中国側の声明によると、「ラッセン」は、中国が主権を主張する南シナ海の南沙諸島に近い海域に進入した。中国外務省は、このような行動は中国の主権を侵害するとして米国に抗議した。米国防総省は、南シナ海で作戦を実行した事実を認め、今後も同様の作戦を実施する可能性を排除しなかった。カーター米国防長官によると、作戦は「今後数週間および数か月、行われる」という。
なお中国国防省は、新たに艦船が現れた場合、中国は自国の主権を守るために「あらゆる必要な措置」を講じる権利を有しているとの声明を表した。