4日、ニジニ・ノヴゴロド州政府と大同メタルの間で協力協定に署名がなされた。ニジニ・ノヴゴロド州のシャンツェフ知事が明らかにした。
知事は、「これは事実上、正真正銘の輸入代替であり、以前、我々が輸入によって得ていた私たちの全ての部品の現地化だ」と語った。
「大同メタル工業」の代表取締役会長兼最高経営責任者の判治誠吾(はんじせいご)氏は、新たな生産を行うためのプロジェクトについて、すでに部分的に始まっており、来年の5月頃には完了すると述べ、製品を欧州へ輸出するために生産を拡大したいとの意向を表した。
また日本自動車部品工業会・中部支部長でもある判治氏は、日本の他の企業もロシアのニジニ・ノヴゴロド州で活動するために、一連の企業を招きたいとの希望も表した。