ロシア石油大手、本州向け電力供給を提案

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ロシア石油大手「ロスネフチ」のセチン会長はサハリンから北海道向けの電力供給プロジェクト以外に極東から本州にむけの長期的な電力輸出の可能性についても検討するよう提案した。セチン会長は露日の電力協力に関する国際会議で演説した中で、こう語った。

石油会社「ロスネフチ」のイーゴリ・セチン社長 - Sputnik 日本
ロスネフチ会長:日本が不採算のエネルギープロジェクトにばかり参加することは残念
セチン会長はサハリンから北海道への電力供給によって北海道の電力供給の安定度はアップし、住民の支払う電気料金は安くなるだろうと指摘。

「さらにもうひとつ少なからぬプラスはこのスキームによって日本が大気圏に放出する炭酸ガス量は減り、環境に優しいエネルギーが得られることだ。」

「残念ながら現在、法律の上で日本への電力供給を行う可能性がない。このため我々が実際テスト・プロジェクトを実現したいと望むのであれば、ここでは何らかの解決法を見出す必要がある。」

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