パンダ語の解明作業は、四川省にある自然保護区で2010年から開始された。研究者らによれば、パンダはおなかがすいたとき、「ジ、ジ」という音を出し、何らかの不満があるとき、「ヴァウ、ヴァウ」といい、「大丈夫」と伝えたいときは「キユ、キユ」という。
パンダは結婚するとヤギや羊のような鳴き声をだし、危険を感じると断続的な叫び声を上げる。ところがパンダの子どもは成人とは違い、「おなかがすいた」、「満足」、「いやいや」を表現する泣き声しか出せない。あとの表現は大きくなるに従い、学んでいくという。
中国の研究者らはパンダ語解読作業に今後も取り組み、電子辞書をだす計画だという。