新技術で基地内の空気・水浄化装置を一新する狙い。現在実装されているものの4分の1というコンパクトサイズになるという。
ISSは外界から完全に隔絶された極めて特殊な環境である。船内で行われるいかなる作業も、まず第一に、乗員の健康および労働生産性を保障する生命維持装置を傷つけないよう注意してなされねばならない。生命維持装置の中で最重
要部分をなすのが、空気製造部、水製造部、室温管理部、衛生・排泄物浄化部である。
JAXAによれば、ISS向け生命維持装置を一新することは、火星を含む深部宇宙有人探査にも役立つ。