デイリー・メールによると、ハッカー集団は自分たちの仲間の一人だったジュナイド・フセイン容疑者がシリアで殺害されたことに対して復讐する考えだったという。フセイン容疑者は、フランスの一連のサイトや米中央軍、「ニューズウィーク」、「インターナショナルビジネスタイムズ」のサイトのハッキングなどに関与していたほか、英国の女王エリザベス2世やその他の王室メンバーの暗殺を企てた疑いも持たれていた。
「サイバー・カリフ国」がいつ、そしてどのくらいの期間にわたってデータを収集していたのかは伝えられていないが、ハッキング事件は今になって報じられた。
盗まれたデータベースへのリンクは、11月1日に「サイバー・カリフ国」のアカウントに掲載された。なおリンクへのアクセスは、ツイッターがセキュリティーサービスへの大量アクセスに反応してハッカー集団のツイッターをブロックするまでの約2時間弱にわたって可能だったという。