EUは、アフリカ諸国からの制御不能な移民に対処するための計画の一環として、80万人に達した移民の一部だけでも「受け入れる」のであれば、エチオピア、スーダン、ウガンダ、ケニアに約18億ユーロを支給することを提案する用意があるという。またその場合、EUの複数の国は、アフリカの医療関係者、企業関係者、大学生がEUに入国するための条件を緩和する用意があり、特にビザの制限の一部解除や仕事の提供などが見込まれているという。
なおデイリー・テレグラフ紙によると、英国では移民の送還に対する金銭的補償がネガティブに受け入れられ、この計画に反対する人々は、予定されている国民投票で英国国民にEUからの離脱に賛成するよう呼びかけるとの声明を表した。