米国防総省、依然としてシリアへの追加派兵を排除せず

© AP Photo / Martin Meissner米国防総省、依然としてシリアへの追加派兵を排除せず
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米国はテロ組織「イスラム国(IS)」対策のため、シリアに追加派兵を行なう可能性がある。カーター国防長官がABC Newsの取材に対して述べた。

「ISと戦う意欲と能力を有する軍人が見つかりさえすれば、追加派兵する」と長官。オバマ大統領はシリアへの追加派兵に対する「用意があることを示している」という。

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派兵が少なすぎるのでは、との批判に対しては、カーター長官は、基本的に軍の任務は、ISと戦う、主にクルド人およびアラブ人からなる地元組織の訓練と調整であり、軍事行動そのものではない、と述べた。

先の報道では、米国はISと戦う地元組織の調整のため、50人の特殊部隊員をシリアに派遣するという。

専門家たちは、米国が行っている外国の軍部隊の訓練は非常に非効率的であると繰り返し指摘している。例えば、米軍はイラクでおよそ27万人の兵士を訓練したが、大都市を含むイラク北部の大部分が、テロ組織「IS(イスラム国)」の約1000人の戦闘員によって制圧されてしまった。

またアフガニスタンでは、反政府勢力「タリバン」が再び激しい攻撃を開始し、アフガン北部のクンドゥズを制圧、アフガンの大部隊が、「タリバン」に対抗できないことが明らかとなった。

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