ロシアは、モスクワ時間で6日20時、ロシア機がエジプトのシナイ半島で墜落した原因が明らかになるまで、エジプトとの航空便の運航を停止した。ロシア機墜落では、乗客乗員224人が死亡した。
ロシアのプーチン大統領は、エジプトからのロシア人の帰国を援助するよう指示したほか、8日には、ロシアの航空会社に対してエジプトへ行く航空便の運航を11月8日から一時的に禁止する大統領令に署名した。
コメルサント紙の消息筋は、ロシアとエジプト間の航空便の運航停止は、長期を見据えているのではないかとの見方を示し、「エジプトへの運航が禁止された。これは1-2か月ではなく、数年間にわたって続く可能性がある」と語った。
また消息筋は、今後「他の国に対しても」、航空便の運航が禁止される可能性があると伝えた。