伝えられたところによると、子供玩具店では、ロシアとエストニア語で表記された2種類の地球儀が販売された。
しかし、制作会社は同じなのに、記載されている国が異なっている。「ロシア語バージョン」の地球儀には、モスクワとクレムリンが記載されており、ユーラシアは一つの大陸として記されている。また、欧州の複数の国の領土には、森が描かれているか、全くなにも記載されていない。
Эстония выпустила глобус без России — https://t.co/6qxnR70D85 pic.twitter.com/OxUHBKQr5H
— Digest Press (@digest_press) 11 ноября 2015
しかし「エストニア語バージョン」の地球儀には、ロシアが一切記載されておらず、ユーラシアは世界の2つの異なる部分として、欧州とアジアに分けられている。
この2つの地球儀の地政学的情報の違いに、お客も気づいた。驚いたお客が、新聞社に送った手紙には、次のように書かれている‐
「エストニアの子供用の地球儀では、ロシアが跡形もなく消えています。別のバージョンの地球儀でロシアの地が広々と横たわっている広大な面積をもつ領土には何も表記されておらず、名所も一切記されていません」。