リア・ノーヴォスチ通信が入手した記事によると、「メルケル首相は、独自の政府に対するコントロールを失い、かつての『友人』たちは、首相から政権を奪おうとしている」という。
デア・シュピーゲルは、難民危機が政府の危機を引きこした、と指摘している。デア・シュピーゲルは、混乱状態にあるドイツ政府について、次のように伝えている‐
連立与党は、移民に関する新たな政策で合意しつつあり、デメジエール内相はちょうど難民政策の強化を発表したが、発言の撤回を余儀なくされ、首相特別全権代表は、以前の合意は維持されると発表している。また難民の数の制限に関するデメジエール内相の断固とした措置を支持するショイブレ財務相の声明も混乱状態を強めている。
またデア・シュピーゲルは、過激な感情を持っているデメジエール内相とショイブレ財務相は、ドイツでは難民に対する敵意が強まっているため、早急に思い切った措置を講じる必要があると指摘していると伝えている。両氏は、事前に社会の支持を取り付けて、メルケル首相を政権の座から引きずり下ろす準備をしているという。
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