ジュネーヴで9日、世界アンチ・ドーピング機関の記者会見があり、ロシアはアンチ・ドーピング規則を無数に踏みにじっており、国際陸上競技連盟は自らが主催する大会(2016年五輪を含め)からロシアの陸上選手を締め出すべきだ、との勧告がなされた。金曜、国際陸上競技連盟理事会は、ロシア陸上競技連盟を一時的に除名すること、独立した専門家が率いる特別委員会を設置することを決めた。
さいたま国際マラソンにはロンドン五輪銅メダリストのタチアナ・アルヒポワ選手が招かれていたが、NHKによれば、13日の会見に彼女の姿はなかった。
日本陸上競技連盟によれば、同選手は土曜、マラソンへの参加資格を剥奪される事を通知された。
NHKによれば、国際陸上競技連盟の参加資格をロシア陸上競技連盟が停止されたことにより日本で現在行われる国際マラソンにロシア人選手が出場できなくなるケースは、今回が初めて。