インディペンデント紙は冗談交じりに、この3匹は「G20の2大大国の大統領、ロシアのプーチン大統領と米国のオバマ大統領の予定を遅らせた」と伝えた。
舞台裏から会議場に現れた猫たちは、サミットの取材を行っていた記者たちによって目撃された。
3匹の猫たちは、会議場を少しの間ウロウロして、花のにおいをかいだりしていたが、しばらくしてから2匹の猫が舞台袖の方に走り去り、数秒後に3匹目も2匹の猫の後を追った。
なおサミットの警備員や職員たちは、猫を追い出そうとはしなかったという。
この出来事はSNSで大きな反応を呼んだ。ツイッターのある利用者は、「これは猫の警備員だ。この猫たちはナノカメラを持っている」とおどけた。また別のツイッター利用者は、「サミットの開催場所が、『ネコンスタンティノープル』ではなくて残念だ」としゃれを言った。