15日、フランス空軍はシリアのラッカにあるISの拠点に対して空爆を行った。フランス国防省によると、空爆には戦闘機10機が参加し、20発の爆弾を投下した。空爆では、ISの司令部や訓練施設が破壊された。
フランスによるシリアでの空爆は9月から行われている。フランス空軍は先週、48時間の間に2度の空爆を実施した。これらの空爆では、ISの石油施設が標的となった。
一方で専門家たちは、フランスはシリア政府から許可を得ていないため、国際法の観点から見たフランスの行動の正当性に疑問を呈している。なお国際新生国家研究所のマルティノフ所長は、リア・ノーヴォスチ通信に、「一方で、オランド大統領の軍事行動については、当然のことながら、感情的視点からは理解できる」と語った。