署名はフィンランドのユーロ離脱の是非を問う国民投票の実施を求めるもの。ポータル「kansalaisaloite.fi」によれば、日曜朝の推計で、国民投票の実施に5万人あまりが賛成しているという。「Yle」によれば、この署名は今年の議会選で勝利した「フィンランドセンター」党のイニシアチブで行なわれたもの。
「ユーロ加盟の際には何の国民投票もなかった。議会に法案が提出されることもなかった。ただ政府が発表しただけだった。政府はユーロ圏のメンバーであることについて、いいことしか言わないが、その実政府は、リスクや悪影響についての情報もちゃんと握っているのである」と請願書にある。