仏大統領 反IS連合創設について露大統領と協議するためモスクワ訪問へ

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フランスのオランド大統領は、フランス議会両院を前に演説し、数日中にもロシアのプーチン大統領、および米国のオバマ大統領と会う意向だと発表した。首脳らは幅広い反テロ連合を創設する可能性について協議する見込み。「エウロペ1」が伝えた。

オランド大統領によると、オバマ大統領との会談はワシントンで、プーチン大統領との会談はモスクワで行われる。

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オランド大統領は、各国は「結果を出すために尽力を結集する」必要があると強調し、「大連合の枠内でこのテロリスト軍と戦うことのできる全ての国を団結させる」重要性を指摘した。

トルコのアンタルヤで開催されたG20サミットで行われたプーチン大統領とオランド大統領の会談では、パリのテロ事件が議題の一つとなった。

また露米首脳は、パリの連続テロ事件について、シリア紛争解決の必要性を強調したとの結論に達した。

13日金曜、パリでは連続テロ事件が発生。10区にあるレストランで不審者がいきなり発砲し、サッカーの独仏戦が行われ、オランド仏大統領も観戦していた「スタド・デ・フランス」スタジアムのすぐそばで3度の爆発が発生したほか、11区のバタクラン劇場のコンサート会場ではテロリストらが人質を取って立てこもった。

パリのテロでは129人が死亡、252人が負傷となっていた。99人が危篤とのことだった。

一連のテロについて「イスラム国(IS)」(ロシアでは活動を禁止されている)が犯行声明を出している。

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