会合では、アナリストらの予測通り、賛成8、反対1の賛成多数で金融政策の現状維持が決まった。
日本銀行は、国内の景気について、穏やかな回復を続けているが、輸出と生産に新興国経済の減速の影響がみられたと指摘した。
日銀は、長期国債の保有残高が年間80兆円のペースで増えるよう買い入れを続ける。長期国債買入れの平均残存期間は7-10年程度とされている。また日銀は、社債の保有量も2兆2000億円から3兆2000億円のレベルで維持する方針。
日本銀行は、2%の物価安定目標を達成するための金融政策「量的・質的金融緩和」を実施している。