「2014年7月にプーチン大統領から出された指示が実行され、あらゆる準備作業、概算のほかロシア文化省、ロシア科学アカデミー考古学研究所、ロシアユネスコ問題委員会との協議が行われた結果、大統領総務局によって第14棟を解体する決定が下された。この建物には以前、ロシア連邦大統領府の大部分が配置されていた。」大統領総務局が発表した。
インターファックス通信は、第17棟の解体作業が終了すれば、モスクワのクレムリンで観光客に立ち入りが許可される場所は格段に広がると報じている。大統領総務局は、第17棟解体作業とともに考古学的発掘作業が行われる計画を明らかにした。クレムリンという場所を考慮すると、ロシア史上、これだけ意味の大きいの発掘作業が行われた例は他にない。
クレムリンのスパスキー門と元老院宮殿の間にある第14棟が大統領府となっている。