聯合通信は先に、北朝鮮メディアの報道として、「北朝鮮は首脳会談のための準備として、26日に閣僚級会談を行うことを提案している」と伝えた。北朝鮮側の朝鮮平和統一委員会が韓国の統一省に送った通知では、会談場所としてパンムンジョムが指定されているという。
南北関係は8月、急激に悪化したが、同月末、双方は、閣僚級の会談を継続することで合意した。
南北関係は8月、急激に悪化したが、同月末、双方は、閣僚級の会談を継続することで合意した。
8月4日、非武装地帯の地雷で韓国軍人2名が死亡し、南北関係は急激に悪化した。韓国は境界線地帯で拡声器によるプロパガンダ放送を開始。20日には韓国側が、自国領土へ北朝鮮が砲撃を行った、と発表した。その1時間後、韓国が「対抗」射撃を行う。30発ほどの砲弾が放たれた。北朝鮮側は「南が理由もなく砲撃を行った」と発表した。この一件を受け、両陣営が完全な臨戦態勢をとる。しかし24日、長時間にわたる交渉のすえ、両者は朝鮮半島の沈静化について合意を達成した。