安倍首相は昨日、米オバマ大統領との会談で、日本の自衛隊による南シナ海巡視の可能性が検討中だ、と述べた。しかしこの後で、菅内閣官房長官は、巡視について具体的計画は存在しない、と強調した。
中谷防衛大臣は豪州側に対し、日本製潜水艦の長所、日豪で潜水艦を共同開発することの利点を力説した。豪州側は潜水艦部隊の刷新を図っており、老朽化した「コリンズ」級潜水艦6隻にかわり、新型12隻を稼働させたい考えだ。入札には日本、フランス、ドイツが参加している。
「日本は世界で唯一、世界最大の非原子力潜水艦を製造、運用している」と防衛大臣。
日本の潜水艦の長所については、22日に行われる日豪防衛・外務担当大臣会合、通称「2+2」でも話し合われる見込み。