ベルギーのRTBFテレビによれば、このような宣言が出されるのは史上初めてのこと。同テレビによれば、ベルギーの脅威分析調整機関(OCAM)の情報では、テロの「恐れと蓋然性」があることを示す「レベル3」から、テロの脅威が「深刻で、予防困難」であることを示す「レベル4」へと警戒レベルが引き上げられた。首都圏以外の地域は「レベル3」のまま。
OCAMによれば、当局は具体的な安全保障措置をとり、住民に具体的な勧告を行う必要がある。市民は大勢の人が参加する大規模文化イベントや、人が大勢集まる場所、駅、空港、公共輸送機関を避け、治安当局の作業を妨げないよう、また公式に裏付けされたものでない情報を拡散しないよう勧告されている。
19日、ベルギーで、パリ連続テロ参加者のためのシャヒードベルトを製作とされるモハメド・ハレド氏の捜索が始まった。