「人工島の開発は国家国防計画に合致しており、諸島と岩礁を守るために必要である」。クアラルンプールで開かれた東アジアサミットの総括会見で述べた。また中国政府には「船舶護送の改善、遭難船救助のための民間インフラの拡大と近代化その他に関する計画もある」という。また次官は、「中国の南シナ海における行動は地域の軍事化を目指したものだ」とする説を否定した。
次官によれば、米国は係争地域に軍艦や航空機を派遣するなど「挑発的な政策をとっている」。先日、岩礁から12カイリのところをミサイル駆逐艦「ラッセン」が哨戒航行したことについて、次官は「これは中国の反応を見るための、米国の試みだ」と述べた。こうした行動はすべて「米国自身がいう『航行・航空の自由』という枠組みには収まらないものだ」と次官。